目なし女の消えない呪い

目なし女が、暗闇に包まれた部屋の中で、ゆっくりと美月に近づき、アイスピックを振りかざした。




美月は恐ろしくて目を見開き、スローモーションのような目なし女の動きを息をするのも忘れて見つめていた。




「あなたの瞳を私にちょうだい」




目なし女がそう言って、アイスピックを美月の瞳めがけて振り下ろしたとき、美月は顔を伏せ、ありったけの声で悲鳴を上げた。