目なし女の消えない呪い

「暗い……、暗い……、何も見えない。

暗い……、暗い……、何も見えない」




暗闇に包まれた美月の部屋の中で、不気味な女性の声が聞こえてきた。




〈 どうして女の人の声が聞こえてくるの?

この部屋には、私しかいないはずなのに、どうして…… 〉




美月は怯えながら、女性の声が聞こえてきた方に、スマホのライトを向けてみた。




するとそこには、瞳のない醜い顔をした女が、アイスピックを右手に持ち、不気味な笑みを浮かべていた。




美月は、その悪霊の姿を見ると、ドキリとして心臓が飛び上がり、恐怖で膝が震えていた。




〈 どうして私の部屋に、目なし女が……。

止めて!

私はまだ死にたくない…… 〉