「美月、どうしたの?
全然食べてないじゃない。
体調でも悪いの?」
母の麻美子が美月に言った。
「お母さん、私、あまり食欲がないの。
何だか、気分がすぐれなくて……」
「美月、最近はいつも体調が悪いんじゃないか?
風邪かもしれないぞ。
もし明日の朝も体調が悪かったなら、学校を休んで、病院に行きなさい。
風邪は早めに治した方がいいから」
父の秀雄が美月にそう言ったが、美月は、体調がすぐれない原因を父と母には言えなかった。
父と母に目なし女の呪いの話をしても、信じてもらえないばかりか、自分の精神状態を疑われるだろう。
美月は食卓に並べられている焼き魚の目を見て、さっき見たばかりの動画の映像が頭の中に浮かんだ。
大輔、早苗、昌広、志織の四人は、目なし女にアイスピックで目を刺され、その瞳をえぐり取られて……。
全然食べてないじゃない。
体調でも悪いの?」
母の麻美子が美月に言った。
「お母さん、私、あまり食欲がないの。
何だか、気分がすぐれなくて……」
「美月、最近はいつも体調が悪いんじゃないか?
風邪かもしれないぞ。
もし明日の朝も体調が悪かったなら、学校を休んで、病院に行きなさい。
風邪は早めに治した方がいいから」
父の秀雄が美月にそう言ったが、美月は、体調がすぐれない原因を父と母には言えなかった。
父と母に目なし女の呪いの話をしても、信じてもらえないばかりか、自分の精神状態を疑われるだろう。
美月は食卓に並べられている焼き魚の目を見て、さっき見たばかりの動画の映像が頭の中に浮かんだ。
大輔、早苗、昌広、志織の四人は、目なし女にアイスピックで目を刺され、その瞳をえぐり取られて……。



