それから洸琉が飲み物を買ってきてくれて
また車を走らせ、ようやく水族館についた。





「わー!水族館〜!
早く、行こうよ、ね?洸琉」





「だからはしゃぐな言っただろ」





「うるさい!
お魚さん、早く見たいんだもん」





「はいはい、わかったから」





なんて言ってるけど
ちゃっかり手を繋いでくれて
一緒に歩いてくれる洸琉。





正直お魚さんよりも
洸琉とこうしていられることが
何より嬉しい。





ゆっくり2人でお魚さんを見ていた。





「おい、イルカショーあるらしいけど
見なくていいのか?」





「え!うそ!行くっ!」





イルカショーとか何年ぶりなんだろう。