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文化祭で大河さんと回ってるのが夢みたいで、なんだか足元がフワフワしてる。



「大河さん、写真撮りたい‼︎写真部がやってるの‼︎」

「この姿でか⁉︎ジローや遊鬼に見られたら羞恥で死ねるぞ」

「誰にも見せないよ。だってさ、あたしと大河さんって写真とか撮ったことないんだもん…」



あっ、まさか妖が写真に写ると心霊的なものになったり…。



耳とか写っちゃう⁉︎



「ははっ、なに考えてるかわかんないけど、内緒にするなら1枚な?」

「いいの⁉︎」

「あぁ」



写真部の部室で撮ってもらった写真は、すぐにプリントされて。



普通に写ってるだけの写真なのに、すごく嬉しい。



「次はどこに行く?」

「体育館ではバンドやってるよ」

「却下」

「化学室で実験できるって」

「興味ないな」

「だって、お化け屋敷とか別に入りたくないし」

「よし、それにしよう」



本気で?