狐と嫁と溺愛と

そんなお昼はきつねうどん。



だけど、お子様の量くらい少なくてビックリ。



あたしの食べられる量に加減されてる…。



「ナナ、全部食えたな」

「金次くんってすごい…」

「だから連れてきたんだ。俺が疲れてる時は量を減らしてくれる。そういう気が回るヤツなんだ」



金次くんのおかげで、すごく元気になったような気がする。



デザートと言われて出されたのも食べやすいゼリー。



これは秋銀ちゃんが作ってくれたやつ。



完食して、横になれば眠気が襲ってきた。



薬のせいかもしれないけど、お腹が満たされたからなのかな?



「大河さん、眠い…」

「ん、寝るといい。そばにいる」



安心して眠ることができた。



頭を撫でられ、気持ちいい眠り。



まだ熱があるようで、体は正直だ。



しばらく眠って、目を開ければ夜だった。



ロウソクの灯りが照らすのは、書き物をしてる大河さんの姿。