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こっちに来てから数日、春乃とはギクシャクしたまま。



大河さんは夜になればあたしから力を喰べたいだけ喰べる。



疲れて動けないなんて、当たり前のようになってる気がする…。



変わったことはひとつだけ。



「苛立ちが治らねぇ…」



そう言いながらも、外へは出ようとしない。



リンさんが回復すると、また戦って、リンさんが重症。



他に相手になるヤツはいないのかと、イライラしてる。



「ハァ…」

「ん?どうした?」

「ちょっと…疲れただけ…」

「そうか」



解決策が見つからない。



部屋にこもるだけのあたしは、一体なんなんだろう。



本当に大河さんのためだけに存在してるような気がする。



あなたの力のため、ただそれだけ…。



「ラーメン食いに行くか」

「行かない。食欲ない」

「具合わりぃのか?」

「疲れただけだって、言ってるでしょ?」



そう冷たく言ってしまった。