狐と嫁と溺愛と

あれ、なんて言うの⁉︎



昔のタバコ‼︎



「寒くないか?」

「うん、熱いくらい‼︎大河さん、それなに⁉︎」

「キセルか?こっちには箱に入ったタバコなんて売ってないからな」

「大河さんってタバコ吸うの?」

「ん?あぁ、家では吸わないからな。一応新築だし、やたら白いし、吸うなら外に出る」



そういうとこ気にするんだね。



セレブの庶民的な感覚発見。



それにしても派手な着物…。



しかもお風呂上がり?



いい匂いがする。



「ギュッて…していい?」

「どうした?」

「どうもしないけど…」



吸っていたキセルを片付けた大河さんが腕をひろげてくれた。



派手な柄の着物がやたら似合ってる…。



セクシーというか、妖艶というか…。



色気ありすぎ…。



「はっ‼︎」

「ん?」

「こ、心読んだ…?」

「読まない。お前が嫌がるから」

「よかった…」

「読まれたくないことでも考えてたのか?」

「違っ‼︎」


違くないかも…。