「だぶん、この子は女の子。・・・そうね、生まれたらエレナとつけるわ。ちょっとおませな女の子よ」 「なんでそう思う?」 カインは驚いたようにメルダを見る。メルダはお腹をさすりながら答えた。 「昔、夢で見たのよ。あなたとの子が出てきたの。おとうさんはおかあさんのことがすきなんだって。だからはやくあいたいな、ってそう言ってくれたの」 メルダは優しく微笑んだ。カインも一緒に微笑む。そして、お腹をさする。 「そうか。・・・ようやく会えるんだな」