「っっっやったあーーーーーー!!!!メルダ、ありがとう!!!ついに俺達の子が!!」 突然堰を切ったように大きな声でそう叫ぶと、メルダをきつく抱きしめる。 「ちょっと!痛いって」 「あああ!ごめん!!お前はもう一人の身体じゃないから、優しく扱わないと!」 と抱きしめた腕の力を緩めてくれた。 「嬉しいなぁ、俺とメルダの子か・・・。きっと可愛い子だろうな」 メルダを抱きしめながら、カインは呟いた。