この道はどこまで続くのか。

るりは休まずにその道を駆け下りていく。
周りの茂みは予想以上に深く、顔や腕に切り傷が出来ていた。

でも、そんなことはもろともせずとにかくその道を走っていく。



どれだけ走っただろうか。

ようやく少し広い道に出ることが出来た。
すると、目の前にはモールが立っていた。


「モールさん!!!」