「・・・わ・・・すごい・・・!!」

るりは思わず声を上げる。

雲一つない青の空。
遠くには山が見える。
そして城、街。

風景画にありそうな光景だ。



風が優しくさらさらと、るりの髪と魔道服の裾をなびかせる。
るりはそこで練習曲2番を吹き始めた。


足元から花が咲いていく。
音に乗せてどんどんと花は広がっていく。




――――その時だった。