一旦荷物を纏めたら教師の目を見計らって私達の部屋に来るということになり、私と里佳子は二人部屋へ。
「なぁ笑里、さっきちょっと言ってたけどお前こっち地元なんだろ?なら、明日は案内してよ」
荷物を纏める、なんて言っていたのに、里佳子は鞄を投げると一番にベッドへダイブする。
つり目がちの瞳はいつでも真っ直ぐで、私の返事を待つようにじっと上目遣いで見つめて来る里佳子。
「申し訳ないのですが、最初は四人で回って頂けないですか?私、用事を済ませたいので」
そう。私は再確認の為に行かなければならない所がある。私の、罪の眠る所。
「はぁ?自由時間でも流石にそれは……」
「無理は承知です。でも、それでも一人で行かなければならないのです。お願い、します」
言えない。この、真っ直ぐな瞳を汚してはいけないから、私の罪なんて。
「笑里、お前一体何を隠してんだよ……」
それでも素直な里佳子は私を追及し、真実を知ろうとする。
「なぁ笑里、さっきちょっと言ってたけどお前こっち地元なんだろ?なら、明日は案内してよ」
荷物を纏める、なんて言っていたのに、里佳子は鞄を投げると一番にベッドへダイブする。
つり目がちの瞳はいつでも真っ直ぐで、私の返事を待つようにじっと上目遣いで見つめて来る里佳子。
「申し訳ないのですが、最初は四人で回って頂けないですか?私、用事を済ませたいので」
そう。私は再確認の為に行かなければならない所がある。私の、罪の眠る所。
「はぁ?自由時間でも流石にそれは……」
「無理は承知です。でも、それでも一人で行かなければならないのです。お願い、します」
言えない。この、真っ直ぐな瞳を汚してはいけないから、私の罪なんて。
「笑里、お前一体何を隠してんだよ……」
それでも素直な里佳子は私を追及し、真実を知ろうとする。



