私は律希の刀を左手に取る。
うぅ、ぅぅ…結構重い…ずっしりくる。
け、けど…早くここから逃げなきゃ。
『毒雨』にやられる!!
「本当にごめん!」
「は?って、
お、おい!ちょっと待て!!」
ごめん律希、待てない!
私は拒む律希を無理矢理…
右手で抱き上げた。
そして彼の足を刀がつかないように左手で支えた。
俗に言う
『お姫様抱っこ』
と言われるもの。
…勉強で見た時は、お姫様な女の子がイケメン王子に抱き上げられる図だったけれど。
今は…我慢して!
うぅ、ぅぅ…結構重い…ずっしりくる。
け、けど…早くここから逃げなきゃ。
『毒雨』にやられる!!
「本当にごめん!」
「は?って、
お、おい!ちょっと待て!!」
ごめん律希、待てない!
私は拒む律希を無理矢理…
右手で抱き上げた。
そして彼の足を刀がつかないように左手で支えた。
俗に言う
『お姫様抱っこ』
と言われるもの。
…勉強で見た時は、お姫様な女の子がイケメン王子に抱き上げられる図だったけれど。
今は…我慢して!

