「……ここで目撃されたの?
えと…その、誰かに」
私の質問に、相変わらず素っ気なく律希は頷く。
「ああ、発見や情報を掴んだのは…副会長だけど」
「へー…って、え⁉︎
裏生徒会、役員まだいんの⁉︎
…もしかして、高2?」
律希はノーパソをでっかい岩の上に置き、なんかものすごい速さでキーボードを押し続けていた。
…陰陽師って、タイピング技術こんなにすごいんだ。
その華麗なまでのタイピングを見ていた私に終わりだと告げるように、
勢い良く律希はEnterマークを押した。
「…あぁ、正解。って、確かお前がここに入る、って決断した時に言っただろ。
俺が会長でもう1人は副会長…そしてお前は会長補佐という役柄だ」
あーそういえば…
ちゃんと真面目に授業を受けて、購買のお金も払ってるもう1人の裏生徒会役員がいる…って。
…ってゆうか、
「不本意‼︎嫌だ!絶対補佐とかやだー!」
「駄々をこねるな」
「こねてない!真面目そうな副会長補佐ならまだいい!
あんたを補佐するのは絶対にやだ!」
なにされるか言わんこっちゃないわ!
絶対にこき使われるのは…目に見えてんの!
「……ま、いいだろ。
もう決定事項だし」
「はぁ⁉︎
………はぁー…もう、同じ会長なのに平井先輩とは大違いだよね、律希」
その言葉を私が言った刹那、律希がまた再開していたタイピングを突然やめた。
……え?
「……お前、あいつと喋ったことあんの?」
あいつって…もしかして、平井先輩?
えと…その、誰かに」
私の質問に、相変わらず素っ気なく律希は頷く。
「ああ、発見や情報を掴んだのは…副会長だけど」
「へー…って、え⁉︎
裏生徒会、役員まだいんの⁉︎
…もしかして、高2?」
律希はノーパソをでっかい岩の上に置き、なんかものすごい速さでキーボードを押し続けていた。
…陰陽師って、タイピング技術こんなにすごいんだ。
その華麗なまでのタイピングを見ていた私に終わりだと告げるように、
勢い良く律希はEnterマークを押した。
「…あぁ、正解。って、確かお前がここに入る、って決断した時に言っただろ。
俺が会長でもう1人は副会長…そしてお前は会長補佐という役柄だ」
あーそういえば…
ちゃんと真面目に授業を受けて、購買のお金も払ってるもう1人の裏生徒会役員がいる…って。
…ってゆうか、
「不本意‼︎嫌だ!絶対補佐とかやだー!」
「駄々をこねるな」
「こねてない!真面目そうな副会長補佐ならまだいい!
あんたを補佐するのは絶対にやだ!」
なにされるか言わんこっちゃないわ!
絶対にこき使われるのは…目に見えてんの!
「……ま、いいだろ。
もう決定事項だし」
「はぁ⁉︎
………はぁー…もう、同じ会長なのに平井先輩とは大違いだよね、律希」
その言葉を私が言った刹那、律希がまた再開していたタイピングを突然やめた。
……え?
「……お前、あいつと喋ったことあんの?」
あいつって…もしかして、平井先輩?