- 作品番号
- 1161155
- 最終更新
- 2015/02/01
- 総文字数
- 327,014
- ページ数
- 496ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 729,930
- いいね数
- 5
- ランクイン履歴
-
歴史・時代2位(2015/02/07)
――新選組――
幕末、京の治安を守るために結成された武装集団
その局長たる近藤勇に最も愛され、
副長、土方歳三に最も信頼された男
山崎烝
幹部の多くが東からの人間で固められた中、上方出身でありながら入隊間もなく諸士調役兼監察を任される程に有能
温順にして無口
棒術に長け、土地に明るく医術に優れたその男は新選組の中でも重宝されていたとされる
そんな男が何かを失い、
得るまでの物語
***
とかなんとか言ってますが、シリアスと悪ノリごちゃまぜです
烝さん目線故に関西弁多用してます
タイムスリップ娘も登場。ですが逆ハーではありませぬ
結構マニアック、しかし決して本物でない微妙な江戸時代の暮らし
年齢は数えではなく実年齢(とされるもの)
新選組の出来事はほぼ史実に忠実(ストーリーに都合の良いものをチョイス)ですが、烝さんに関しては妄想を絡めてのお届け。あくまでフィクションです
某所で歴史カテ二位になりました
幹部の影に隠れてあまり知られていない彼
そんな彼をもっと世に知らしめたいという思いだけで書いた小説です←
未だかつてない視点で描いた幕末新選組物語をどうぞ
この作品のレビュー
この作品の感想ノート
李苑晶さま
初めまして、こんばんは。
感想ノートへの書き込み有り難うございます!
楽しんでいただけたようでとても嬉しいです(^^*)
この作品は私にとってとても大切なものであり、思いの全てを語るものだと思っています。
完結してかなり経つ今でもすべてのキャラが愛おしい我が子のように思えます^^*
……で。
李苑晶さまの疑問についてなのですが、私はいつも物語の最後を一つに断定しない描き方をしているという自覚があります。
読む人によって終わり方が異なる、それが物語の楽しみ方であると思うからです。
ですがもう完結から時間も経ちましたし、折角なのでここに簡単にですが私の考えを記させていただきますね。
もし、他の方など、ネタバレが嫌だと思われる方がいらしたらこの先はスルーしてください。
夕美=琴尾さん、です。櫛を渡された時に、彼女は『過去の自分』によってあの時代に呼ばれたことを理解しました。
烝さんが最期に見た琴尾さんがつけていた櫛は夕美にあげたもの。彼は迎えに来てくれた彼女のことを想いながら、遠い未来で生きている筈の彼女のこともまた想っていたはずです。背を押すように。
刻とは移ろうもの、烝さんは役目を終えた自分たちを理解し、琴尾さんの手をとりました。ですので答えを求めるのならば、彼が本当の最後に選んだのは琴尾さん――ということになるかもしれません。
ですがそのずっと遥か先にいる夕美のことも、間違いなく大切であったはずだと思います。
と、まぁ語るといつまでも止まらないのでこの辺で。
すっきりしていただけたのか、もやっとされたのかはわかりませんが、私の中でこの物語は確かにハッピーエンドです。
李苑晶さんの心に何かを残せましたら幸いです。
閲覧、有り難うございました^^*
はじめまして^^
新選組の作品で山崎さんがテーマの作品に初めて出会いましたので、
とてもわくわくしながら、1ページずつ読ませていただきました。
大阪弁の文章と、敬体の温度差を楽しませていただきました。
山崎さんがどのような人物であるか、作品が物語っているようです。
時間の経過があっという間に感じられるほど魅了されました^^
ただ、結末を迎えて疑問が生じました。
東雲さんが書いているように‘結末の解釈はそれぞれ’なのでしょうが、
私自身の答えに納得がいきません。
‘すすむちゃん’と呼んだ彼女は夕美本人だったのでしょうか?最後の櫛の文章の意味は?
山崎さんは最期に誰を想っていた?
作品を読む上で結末の解釈が醍醐味だということはよく理解しています。
ですが、東雲さんの考えを共有させていただくことはできますでしょうか?
西東麒麟さま
初めまして、こんばんは(*^^)
感想ノートの書き込み有り難うございます。
とっても嬉しいです!
そうおっしゃっていただけてとっても幸せです(〃・ω・〃)
かの偉人たちも、本当はずっと人間らしく、すぐ隣にいるような人物だったのかもしれないなぁなんて思いながら全ての登場人物を書かせていただきました。
彼への愛をわかってくださり嬉しいです(笑)
閲覧ありがとうございました(*v.v)
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