「そんなの全然いいよ」
クスッと笑う七海さんに唖然とした。
普通、彼氏が族同士の抗争に加わったら心配でしょうがないんじゃないの?
慣れってそういうもの?
「喧嘩では2トップの琉聖には、あんなのは余裕だから」
あたしにとっては凄まじい戦いに見えたのに、あんなのなんて言ってのける七海さんに驚きながら、
「そうなんですか……。あの、2トップって、後一人は誰ですか?」
「えー?それ真面目に聞いてる?」
知ってて当然というような言われ方だったけど、わからないから正直にうなずいた。
「凌牙くんに決まってるじゃん。総長なんだしそれは当たり前」
「……凌牙、……ですか」
クスッと笑う七海さんに唖然とした。
普通、彼氏が族同士の抗争に加わったら心配でしょうがないんじゃないの?
慣れってそういうもの?
「喧嘩では2トップの琉聖には、あんなのは余裕だから」
あたしにとっては凄まじい戦いに見えたのに、あんなのなんて言ってのける七海さんに驚きながら、
「そうなんですか……。あの、2トップって、後一人は誰ですか?」
「えー?それ真面目に聞いてる?」
知ってて当然というような言われ方だったけど、わからないから正直にうなずいた。
「凌牙くんに決まってるじゃん。総長なんだしそれは当たり前」
「……凌牙、……ですか」



