「来たか」
少し目を細めて、同じように安心したような表情を見せた凌牙。
「……うん」
「入れよ」
ドアを大きく広げた凌牙に、あたしはその部屋にゆっくり足を踏み入れた。
……この部屋には。
和希が眠っている。
機械が沢山取り付けられた姿で……。
病院で管理するという選択もあったのに、こうして家で看護をすることを望んだのは……柳迅会の会長。
和希の父親だった。
それを聞いたとき、あたしは心から会長に感謝をした。
将来柳迅会のあとを継ぐ、凌牙の為に連れて来られた和希。
関心がないと、和希にまで思わせていたその会長が、自分の側に和希を置きたいと思ってくれたことに、あたしは涙が止まらなかった。
それほどまでに、和希のことも大切に思ってくれていたのだと。
少し目を細めて、同じように安心したような表情を見せた凌牙。
「……うん」
「入れよ」
ドアを大きく広げた凌牙に、あたしはその部屋にゆっくり足を踏み入れた。
……この部屋には。
和希が眠っている。
機械が沢山取り付けられた姿で……。
病院で管理するという選択もあったのに、こうして家で看護をすることを望んだのは……柳迅会の会長。
和希の父親だった。
それを聞いたとき、あたしは心から会長に感謝をした。
将来柳迅会のあとを継ぐ、凌牙の為に連れて来られた和希。
関心がないと、和希にまで思わせていたその会長が、自分の側に和希を置きたいと思ってくれたことに、あたしは涙が止まらなかった。
それほどまでに、和希のことも大切に思ってくれていたのだと。



