至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ



……窓の外の闇が、だんだんと深くなっていく。



互いの存在を確かめあうように、きつく抱きしめ合っていた体をゆっくり凌牙が離した。



「和希んとこに行きてえ」


それは兄として、当然の言葉で。


「うん、あたしも和希に会いたい」


あたしも同じ気持ちだった。


姉として和希に会うのはものすごく緊張するけど、それ以上に、和希を姉として抱きしめたい思いもあって……。



「あ、大丈夫?」


ベッドから体を起こす凌牙に手を貸すと。


「大丈夫に決まってんだろ」


あんなことがあったのに、しっかりと立って歩く凌牙に、強い男の姿を見た。