至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「俺が今まで生きてきた世界は、こういう所だ」


凌牙の言葉を、ひとつひとつゆっくりと理解しながら頭に入れる。


「明日、自分の命が狙われるかもしれない」


「……」


「そして、俺はこれからもそういう世界で生きていく」


「……」


「それでもいいのか?」



元々拒否権なんて、きっとない。


だけど、拒否するつもりなんて、全然ない。




だってあたしは……。



「凌牙が……いいの……凌牙じゃなきゃダメなのっ……」



あたしから、凌牙の胸に飛び込んだ。


凌牙はしばらく無言のまま、あたしを抱きしめたままだった。