至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

そして、数日後のお昼休み。



その輪からうまく逃れ、一人でコンビニに行き、おにぎりを買っていると。


「あれ?優月ちゃん?」


お店の中で声を掛けてきたのは七海さんだった。



学校から1分の距離にあるこのコンビニに七海さんがいても、普通ならなんの不思議もないのだけど。


見るからにお嬢様な七海さんがコンビニでお昼を買う姿なんて、今まで想像できなくて。


「七海さんっ、こんにちわ」


慌てて頭を下げてから、疑問を口にした。



「コンビニでお昼…ですか?」