至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「なんでっ……どうやって壱冴がそれを知ったの!?」


そのとき、和希は……。


それを考えたら、もう気が狂いそうになる。


敬語も忘れてテルさんに詰め寄った。


「二宮はもうずっと昔から、和希が優月の弟だということは知っていた」


……まさかっ……。


「あの写真がまだ破かれていない頃から、優月にはよく写真を見せられていたらしい」


「……」


確かに、壱冴はあの写真の存在を知っていたけど。


そんなに昔から、見せていたんだ……。


自分のことなのに、あたしはよく覚えていない。


「その写真の赤ちゃん……つまり和希が柳迅会へ養子に出されたということもだ」


「……っ」