至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

あたしは分からないことだらけだった。


実際、凌牙は狭い倉庫に閉じ込められていたわけで。


そんな危険を、たとえ演技だとしても犯す?


……何のために?


「この計画は、俺と凌牙の2人で企てた。だから、凌牙が居なくなったことで、大翔達が焦っていたのは本当の話だ」


「凌牙と、2人で……?」


「ああ」


「えっ……だって、そんなこと……凌牙は暗くて狭い所に恐怖を感じるって……」


「これは、賭けだったんだ」


苦しそうに、テルさんは顔を歪める。


「そうだ。凌牙が自らトラウマに身を投げるということは、100%安全だという保障はないからな」