互いに選んだ道は間違いじゃない……そう思わせるように、自然に目を逸らしたお姉ちゃんは。
「また連絡するわ」
あたしにだけそう言い残すと、身を翻した。
テルさんの瞳にも、後悔はもう見えなかった。
「若菜ちゃん」
少し離れたところから、大翔と旬が手招きして、あたしとテルさんは2人きりになって。
促されるままに、廊下の椅子に座った。
「あの、凌牙は……」
輸血をしに行った姿を最後に、あたしは凌牙を見ていなかった。
遠慮がちにそう聞くと、少し曇り顔をしたテルさんが、廊下の向こうを指さす。
「奥の部屋で休んでる。万全じゃない中、輸血までしたからな」
「……そうですか……」
「また連絡するわ」
あたしにだけそう言い残すと、身を翻した。
テルさんの瞳にも、後悔はもう見えなかった。
「若菜ちゃん」
少し離れたところから、大翔と旬が手招きして、あたしとテルさんは2人きりになって。
促されるままに、廊下の椅子に座った。
「あの、凌牙は……」
輸血をしに行った姿を最後に、あたしは凌牙を見ていなかった。
遠慮がちにそう聞くと、少し曇り顔をしたテルさんが、廊下の向こうを指さす。
「奥の部屋で休んでる。万全じゃない中、輸血までしたからな」
「……そうですか……」



