至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「和希はっ!?」


早く和希の容態を知りたいと大翔がせかすと。


「手術は無事に成功した。大丈夫だ」


その一言に、この廊下はワッと歓喜の声に包まれた。


重苦しさしかなったこの場が一転し、空気にまでも色がついたように。



「……よかった……」


そんな中、あたしは静かに言葉を落とした。


そしてお姉ちゃんと若菜と手を取り合う。


静かに、これ以上ない喜びをかみしめながら。


「死んじゃったらどうしようかと思った……」


ホッとしたのか、若菜が顔をくしゃくしゃにするのを見て、あたしもつられて涙が抑えられなくなる。