至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「どけ」


少し遠巻きに見ていた柳迅会の黒服の男達が、そこに割り込んだ。


和希の件での優先権は、あくまでも柳迅会……。



……なにがあったんだろう……。


繋いだ若菜の手にも、グッと力が入る。



みんなも心配そうな顔をしているけど、それでも黙って従うしかない。


誰一人逆らう者はいなくて、駆け寄りたい足をグッとこらえていた。


数人の男とテルさんが何やら密談したあと、黒服の男たちは走って外に出ていく。



「テルさんっ……!」


そのあと、灰雅メンバーが仕切り直すようにテルさんを取り囲んだ。