仮にも、本気の抗争のあと。
メンバーは怪我をしている人が多く。
それでも和希の比でないことから、みんな手当もせず放置している。
大翔に絆創膏を貼ってあげた、烈さんだって……。
ふいに、若菜があたしの手を握った。
「あたし……惹かれてた……」
「……?」
「優月ちゃんの言うように、テルさんは、憧れだったのかもしれない」
若菜は、床を見つめたままゆっくり言葉を落とす。
「和希くんと一緒に居ると、なんか安心して……。和希くんに、可愛く思われたいって頑張ってる自分がいたの」
若菜の瞳から、大粒の涙が零れた。
それは若菜の手を握りしめているあたしの手に落ちた。
メンバーは怪我をしている人が多く。
それでも和希の比でないことから、みんな手当もせず放置している。
大翔に絆創膏を貼ってあげた、烈さんだって……。
ふいに、若菜があたしの手を握った。
「あたし……惹かれてた……」
「……?」
「優月ちゃんの言うように、テルさんは、憧れだったのかもしれない」
若菜は、床を見つめたままゆっくり言葉を落とす。
「和希くんと一緒に居ると、なんか安心して……。和希くんに、可愛く思われたいって頑張ってる自分がいたの」
若菜の瞳から、大粒の涙が零れた。
それは若菜の手を握りしめているあたしの手に落ちた。



