至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「大翔ー、ここ切れてるぞ。だせえなぁ」


向かい側のベンチでは、烈さんが大翔の頬にある傷を指さしながら、大翔の隣に座った。


どうやら他のメンバーに絆創膏をもらってきたみたい。


それを貼ろうとすると、大翔は嫌がった。


「んなもん、唾つけときゃ治りますって」


……和希の傷に比べたら……。


きっと、大翔はそんな想いなんだと思う。


だけど、傷は傷。


痛々しいのには違いない。


「保護しとけって」


貼り終えたあと、烈さんが傷跡をバッっとはたいた。


「痛って!!!」


やっぱり相当痛かったらしく、ベンチを飛び上がるほどのリアクションを見せた大翔に、無意識に頬が上がった。