……じゃあ、あたしは和希と同じ血液型じゃないんだ。
なんの力にもなれない自分が悔しくて、ガックリ肩を落とした。
「待って」
肩を落とすあたしの横で、お姉ちゃんがテルさんの腕を掴んで止めた。
「私はA型よ」
テルさんが、お姉ちゃんの目をジッと見つめる。
「……じゃあ、こっちへ」
足早に去るテルさんに続くお姉ちゃん。
そして2人は、別の部屋に姿を消した。
和希はA型なんだ……。
姉弟であたしだけ違うことに軽くショックを受ける。
そのとき、凌牙もその部屋に入って行くのが見えた。
……凌牙もA型……?
なんの力にもなれない自分が悔しくて、ガックリ肩を落とした。
「待って」
肩を落とすあたしの横で、お姉ちゃんがテルさんの腕を掴んで止めた。
「私はA型よ」
テルさんが、お姉ちゃんの目をジッと見つめる。
「……じゃあ、こっちへ」
足早に去るテルさんに続くお姉ちゃん。
そして2人は、別の部屋に姿を消した。
和希はA型なんだ……。
姉弟であたしだけ違うことに軽くショックを受ける。
そのとき、凌牙もその部屋に入って行くのが見えた。
……凌牙もA型……?



