よくわからない凌牙に、それでもいつもの凌牙だと思い納得する。



気持ちを確かめあったからって、急に恋人っぽくなる凌牙もなんか気持ち悪い気もするし。



いつもの凌牙が心地いい……。



「ふふっ…」


やっぱり幸せな朝だなぁ……なんて、一人でにニヤけていると。



「気持ちわりいな…」


まだ凌牙がそこに居たらしく、そんなあたしを見て首を捻り、階段を下りて行った。