至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「いやっ……」


そんなのって……。


なんでっ……。



「早く車回せ!!!」


テルさんの怒号で、バタバタと人が動く。




「和希のヤツ、どこにいたんだよっ……」


「わかんね、急に飛び出してったんだよ」


「倉庫内にいたのか!?」


「さあ……」


「つうかなんでこんなっ……」



困惑したようなそんな会話が、倉庫の壁に反響して耳に届くけど……。





「ちょっと、やだよっ……」


目の前の和希は、今度こそまさに瀕死という言葉がぴったりで。


それを証拠に、和希の体から血液をどんどん奪っていく。


お腹の辺りを刺されたのか、そこを抑える凌牙の手の周りからこれでもか、というほどに。