至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「凌牙っ……」


「もういい、謝んな」


「そうじゃなく……きゃあっ……!」


壱冴はさっきよりも小型のナイフをちらつかせ。


「なんだっ!?」


凌牙が振り返ったその刹那――




「うおおおおおおおっ!!!!!」




理性を飛ばしたような顔の壱冴が、ナイフをこっちに向け一直線に突き進んできた。



反応が遅れたあたしたちは、動くことも出来ずに、




「よせっ!!!!」


「いやああああああっ………!!」




刺される……っ。



もうダメだ。



そう思い、思わずギュッと目を瞑ると。




「―――――――!!!」




鈍い音がハッキリ耳に届いた。