至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

勝手に家を出て、散々電話を無視したあたし。


凌牙を、灰雅のみんなを。


こんな危険な目に遭わせて。


今更どんな顔して、凌牙を見ればいいのか分かんない。


「ごめん……なさいっ……」


それでも、凌牙はあたしの顔に手を伸ばした。


「顔、あげろって……」


涙でグシャグシャなのに。


顎に人指し指を乗せ、クイッと持ち上げる。


「…………」


滲む瞳に映るのは、いつもの凛々しい凌牙の顔……。




「んんっ、俺、外見てくるわ」


気を利かせたように言う烈さんに続き、


「じゃあ俺も」


「俺も!」


旬や大翔もこの部屋を出ていく。