至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「優月ちゃん、凌牙なら大丈夫だ」


「だって……」


なんでそんなこと断定できるの?


「見てて」


旬がそう言うから、唇を噛みしめながら凌牙の行方を見守ると。



「おらあぁぁぁっ!!!!」


真っ直ぐに向かって来た壱冴に対し、凌牙はギリギリのところで交して避けた後、その腕をねじ上げた。


そのまま壱冴の顔面に、ストレートに拳が入る。


「うっ……!」



……凌牙っ!!!



「なめてんじゃねえ!!!」


力なんてほとんどないだろう凌牙は、きっと気力や、自然と覚えてる体の動きだけを頼りに戦っている。


壱冴の振り回すナイフの角度がちゃんと計算できているのか、それが凌牙にあたることはなく。