「……テル……さん?」
今のはテルさんが……?
そう思い、あたしが恐る恐るそう問いかけると、
「……っ」
手に持ったその刃が、あたしに向けられた。
「……」
あたしはもう一度静かに頭を落とす。
なんだったんだろう……。
やっぱり、自分に都合の良い空耳だったのかな……。
「流川どうするか。わざわざ手を汚さなくても、その様子じゃ時間の問題だろ」
「ああ」
「そのうち息が絶えるな。もう虫の息だ」
「だろうな」
……何を恐ろしいことを言ってるのだと思う。
これが、本当に長年一緒に暮らしていた壱冴なの……?
純粋に、お姉ちゃんを想っていたテルさんなの……?
こんなひどいことをする人間だったの?
今のはテルさんが……?
そう思い、あたしが恐る恐るそう問いかけると、
「……っ」
手に持ったその刃が、あたしに向けられた。
「……」
あたしはもう一度静かに頭を落とす。
なんだったんだろう……。
やっぱり、自分に都合の良い空耳だったのかな……。
「流川どうするか。わざわざ手を汚さなくても、その様子じゃ時間の問題だろ」
「ああ」
「そのうち息が絶えるな。もう虫の息だ」
「だろうな」
……何を恐ろしいことを言ってるのだと思う。
これが、本当に長年一緒に暮らしていた壱冴なの……?
純粋に、お姉ちゃんを想っていたテルさんなの……?
こんなひどいことをする人間だったの?



