「テル……さ……どうする……の……」
自分の声が出ているのかもわからなかった。
「やめっ……お願……」
あたしの声も虚しく、テルさんは、まだ瞳を開けない凌牙の首にそれを近づけた。
「やめてぇぇぇぇっ……!!!!」
涙を飛ばしながら、今度こそ、お腹の底から声を出した。
嘘だよ。
こんなの嘘に決まってる。
普通の人には理解しがたい関係の2人。
誰に理解される関係じゃなくても、間違いなく、本物の信頼があったからこそ成り立っていた関係なのに。
テルさんが凌牙にナイフを突きつけている現実が信じられなくて。
いや、信じたくなくて。
見たくなくて。
自分の声が出ているのかもわからなかった。
「やめっ……お願……」
あたしの声も虚しく、テルさんは、まだ瞳を開けない凌牙の首にそれを近づけた。
「やめてぇぇぇぇっ……!!!!」
涙を飛ばしながら、今度こそ、お腹の底から声を出した。
嘘だよ。
こんなの嘘に決まってる。
普通の人には理解しがたい関係の2人。
誰に理解される関係じゃなくても、間違いなく、本物の信頼があったからこそ成り立っていた関係なのに。
テルさんが凌牙にナイフを突きつけている現実が信じられなくて。
いや、信じたくなくて。
見たくなくて。



