「流川」
ドサッ……と、壱冴がソファに深く腰掛けた。
踏ん反り返るその姿は、まさに黒幕と呼ばれるだけはあり、見るからに帝王。
壱冴が一言放つだけで、次の行動が分かる仕組みになっているのか、テルさんが軽くうなずいた。
……今度は、なに?
テルさんの行動を眉をひそめながら追うと。
ジャケットの胸ポケットに手を入れて。
「…………ちょっと」
……そこから取り出したのは、ナイフだった。
それは七海さんが持っていたのよりも大きいもので。
「うっ……はっ……はあっ……」
これがトラウマなのだろうか。
突如呼吸が苦しくなり、全身から汗が拭き出し。
治りきっていない左手の甲が、ジンジン痛み出した。
ドサッ……と、壱冴がソファに深く腰掛けた。
踏ん反り返るその姿は、まさに黒幕と呼ばれるだけはあり、見るからに帝王。
壱冴が一言放つだけで、次の行動が分かる仕組みになっているのか、テルさんが軽くうなずいた。
……今度は、なに?
テルさんの行動を眉をひそめながら追うと。
ジャケットの胸ポケットに手を入れて。
「…………ちょっと」
……そこから取り出したのは、ナイフだった。
それは七海さんが持っていたのよりも大きいもので。
「うっ……はっ……はあっ……」
これがトラウマなのだろうか。
突如呼吸が苦しくなり、全身から汗が拭き出し。
治りきっていない左手の甲が、ジンジン痛み出した。



