至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「流川が教えてくれたからな。実際どうなるのか試してみれば、この有様だ。灰雅のトップが聞いてあきれるぜ」


鼻で笑った壱冴は、グッタリした凌牙の体を足蹴りして……。


「やめてっ……!!!!」


それでも蹴られたことにも反応しない凌牙は、それほどまで具合が悪い様子で。


「お遊びの族のトップだけならまだしも、柳迅会を背負って立つ人間がこんな弱点があるんじゃ終わりだろ」


凌牙は、苦しそうになんとか小さく息をしているだけ。



いつも虚勢を張っていた強い凌牙。


そんな凌牙しか知らないあたしにとって、今の凌牙の姿は見るにも耐えられなくて。


凌牙の闇が今、目の前にさらけ出されたようで、もう胸が張り裂けそうになる。