至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「なんでこんなことするの!?このまま死んじゃうよぉぉっ……」


今の凌牙は見るからに瀕死の状態で。


本当に死んでしまうんじゃないかって思える姿に、あたしの恐怖は募り。


「テルさんならその意味分かるでしょ!!!」


壱冴の服を掴みながら、なりふり構わずテルさんに訴えると。


「優月も知ってんのか。凌牙の弱点」


「……っ、知っててこんなこと……」


さもおかしそうにニヤリと笑う壱冴に、寒気が走った。



……壱冴も知ってたの……?



仮にも双葉園で育った壱冴。


そこに居る一人一人が何かしらの闇を抱えていることくらいわかるはずなのに。


その痛みは、誰よりもわかるはずなのに。


それを利用するなんて……っ……。