至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「どうする。優月の前でやるか」


「どちらでも構わない」


あたしの分からない会話の決定権を委ねられた壱冴が、歩き出す。



……なにが始まるの……?



壱冴が向かった先には、壱冴の背丈よりも低い扉があって。


その取っ手に壱冴が手をかける。


部屋の出入口と違い、物置のような扉……。


それが何なのかを息を殺しながら見ていると、壱冴が扉を開いた。



「………っ……!!!!」



その中に見えたのは。


ロープで手足を縛られ、その狭いスペースでグッタリした様子で倒れている凌牙の姿だった。