至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「……っ……」


やっと聞けた言葉は、あたしの聞きたかった言葉じゃなく。


今までのすべてが、崩れていくような言葉で。



「嘘だっ……!!」


あたしは首を横に振りながら、ジリッジリッ……と後ずさりした。



こんな裏切りがある?



ここまで徹底した信念をもった人間は、今まで見たことがなかった。


誰が見ても、凌牙とテルさんの間には、間違いなく信頼という名の絆があって。


決してブレることなく、凌牙のためだけに忠誠を尽くしていたはずのテルさんが、そうじゃなかった……?


そんなのって……。


もう、何を信じていいのか分からない。



「……っ」


部屋の隅まで来たようで、冷たい壁に背中が当たった。