至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「流川は柳迅会のナンバー2の息子だ。トップに実の息子がいなければ、ナンバー2の息子が将来柳迅会の実権を握るのが筋だろう。

なのに、どこの馬の骨とも分からない奴が会長の息子として居座り、将来柳迅会のトップになるなんて普通に考えてあり得ない。

正当な血筋で言えば、流川が真の後継者だろ」



柳迅会の後継者争い。


会長が養子をとることで解決すると思われていた後継者問題は。


余計に複雑になったってこと……?


あたしには難しすぎる世界の話に、簡単に言われても理解しがたい。



「だけどっ……テルさんはもう何年も、凌牙の側に居たじゃないですかっ……」


信じられない思いが渦巻く胸を何とか奮い立たせ、テルさんをキリッと見据える。