至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

わかんないって……?


横に首を振ると、怪しく口角を上げた壱冴が不敵な笑みを浮かべていて。


「流川は、俺とグルなんだよ」


「……」



グル……?


テルさんと壱冴が……。



「おい」


「はい」


壱冴が澤城に命令口調で促すと、この部屋にいた人間を全員引きつれて出ていく。



残されたのは、あたしとテルさんと壱冴の3人……。


一気に人の数が減り、一段と寒く感じるこの部屋。




「……どういう……こと……」


あたしの呟いた声が、冷たいコンクリートの床に落ちる。



助けに来てくれたと思ったテルさんが、そうじゃない……?


掴んでいた手を、ゆっくり戻した。