至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「テルさんっ……!!」


開いたドアから入ってきたのは、テルさんで、あたしは思わず駆け寄った。


若菜の事件の時のように、灰雅のみんなが見つけてくれたのだと思い、安心感で溢れる。



良かった……。


灰雅のみんなが来たならもう大丈夫。


ホッとして、その腕にしがみついた。



「勝手なことして、ほんとごめんなさいっ……」


自分から姿を消したりして、会わせる顔もないのは重々承知してる。


こっぴどく怒られるのもこの瞬間覚悟した。


でも、いまは何より。



「あの、凌牙は…… 


……っ!?」



あたしの言葉はそこで途切れた。





それは。



……テルさんが、あたしの腕を払いのけたから。