至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「そのおかげで、俺は養子に出される機会を失った。……それ以来、俺は笑うことをやめた。悟ったんだよ、いい子でいるのは損するだけだってな」


「……」


人に関心を示さないと思っていた壱冴の本質は、実はそうじゃなくて。


昔は明るくて、素直な子供だったんだ……。


「それでも、双葉でこの年まで耐えて来られたのは、たった一つの強い思いがあったからだ」


「……」


「いつか仕返ししてやる、絶対にアイツに復讐してやるってな!」


「復讐……って。……凌牙は……悪くないよっ……」


壱冴の気持ちを思えば、そう捉えるしかないかもしれないけど。