至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

――ドンドンッ……!!!


ビクッ……!


優しかったはずのノック音は、まるで取り立てでもしているように激しくなって、あたしははじかれたように玄関へ向かう。


ドアを開けると、そこにはいつものように壱冴が立っていて。


「寝てたのか?」


「……いやっ……」


今日も壱冴の手にはコンビニの袋。


それをテーブルの上に置くと。


「あっ……」


そこにはあたしの携帯もあって。


手を伸ばしたけれど遅かった。


まだ省エネモードになっていなくて、明るい画面を放つ携帯を、一瞬の差で壱冴にとられてしまう。