「凌牙は凌牙だから……」
それだけは、揺るがない事実だから。
「いいのか?」
体を反転させ、あたしの真上に凌牙の影が作られた。
顔に掛かった髪を梳いて、あたしの頬を優しく撫でる。
「凌牙が、いいの……。だから…」
胸の中を支配する想いは……。
「……抱いて、欲しい…」
それは心の底から出た言葉だった。
高校生のあたしが、そんなこと言ったら恥ずかしいなんて気持ちも跳ね除けてしまうほど、凌牙を欲してた。
ただ、凌牙に抱かれたかった。
それだけは、揺るがない事実だから。
「いいのか?」
体を反転させ、あたしの真上に凌牙の影が作られた。
顔に掛かった髪を梳いて、あたしの頬を優しく撫でる。
「凌牙が、いいの……。だから…」
胸の中を支配する想いは……。
「……抱いて、欲しい…」
それは心の底から出た言葉だった。
高校生のあたしが、そんなこと言ったら恥ずかしいなんて気持ちも跳ね除けてしまうほど、凌牙を欲してた。
ただ、凌牙に抱かれたかった。



