優しい光の差し込む豪華なリビングで、カラフルな頭たちが食事をとっている光景が、なんだか異様だと思ったのは、もう4ヶ月前のこと。


いまではすっかり見慣れたそんな光景に、あたしは目を細めた。


「大翔、ソースとってくれよ」


「はぁ?まさか目玉焼きにかけるんじゃねえよな?」


「目玉焼きにはソースだろ」


「おえっ、旬の味覚おかしいんじゃね?普通醤油だろうが!」


「ソースだよっ!!」


「るせーなー朝から。黙って食えよ」


「オマエこそ黙れっ、色ボケしてんじゃねえよっ!」


「ンだとっ……!?」


大翔と旬のやり取りに、和希が突っ込み。