至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

自分が柳迅会に引き取られ、将来そのトップを担うことへの迷いや戸惑い。


いくら幼いころから柳迅会で教育を受けて来た凌牙だって、自分はなんのために生まれてきたのか。


自由のない世界で、必死に答えを探していたはず……。


だからこそ、こんなにも、あたしを。



凌牙の"必死"は、あたしのためでもあり。


きっと、凌牙のためでもあるんだ……。




「……優月?」


溢れる涙は止められなくて。


凌牙がそれに気づかないわけなくて。


声を殺して涙を流すあたしに気づいた凌牙が、少し体を離す。