至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~ Ⅱ

「……っ」


背後からしがみつく凌牙とはまた違った凌牙を感じて。


柔らかく温かい胸に、涙が溢れるのは、もう本能だった。



「優月を、守りたい……」


まるで使命に駆られたように、そればかりを繰り返す凌牙。


と同時。


凌牙があたしに優しくなったと感じるのは、思い過ごしじゃなかったと分かる。


"自分の存在を自覚しとけ"


この間、凌牙がそう言った意味も。


あたしを守ることで、凌牙は自分の存在意義を見出そうとしているんじゃないかと。